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英語の歌で「リエゾン」の感覚を身につけよう!

小学生以上のクラスでは、「大人になっても歌える」英語の曲を歌っています。

 

クリスマス・冬の時期にはマライアキャリーの"All I want for Christmas is you"。

元気な男の子の多いクラスには、かっこよくて気持ちがぐっとあがるファレルウィリアムスの"Happy"

中学生の女の子には、テイラースウィフトの"Shake it off" などなど・・・。

時には生徒さんからのリクエストもあります。

 

英語の歌を歌う理由の一つに、

 

「単語と単語の間の音のつながりを感じてほしい」

 

という思いがあります。

 

英語の単語と単語の間には、"Underlying hum"(途切れなく流れる音)があると言われています。

(詳しくは英語の発音についてのバイブル的な書籍"American accent training by Ann cook”をご参照下さい。)

 

これはリエゾン(またはリンキング)と言われ、英語が母国語でない人たちにとって、聞き取りまたは発音が難関である理由の一つになっています。

 

日本語は「あ」をみれば「あ」と発音するし、「それ、とって」という単語のつながりになった時でも、音は文字通り「それ、とって」ですよね。

 

英語では”shake it off” は シェイク イット オフではなく、

「シェィキットフ」のように聞えるし、発音します。

 

 

私たち日本人は英語の音を耳にしたり口にしたりする時には、この特有の音の変化を意識しなければいけません。

日本語と英語の音の違いを知っていることはとても大事です。

 

無意識のうちに発音が日本語的になっている場合は、それがたとえ小学生の生徒さんでも指摘します。

英語の音を意識しなさい、と。

 

この感覚の植え付けはとても大事だと思っています。