英検1次を明後日に控えて、あとは何をしようと思われている方もいらっしゃるかと思います。
まだ手を付けていない過去問も解くべきか?
不安やあせりが募りがちなこの2日の間、おすすめなのは、以下の3つ。
(1)過去問を徹底的に汚す
「汚す」とは、鉛筆やシャープペンシルでしっかりとマークをしながら問題を解いていく、ということです。
今後、何回も解くから・・・と今まで、書き込みをためらっていませんでしたか?
そんな方はもちろん、今までもやっていましたよ、という方も、
「情報をクリアに彫りだす」気持ちで、しっかり問題集にマーキングしていきましょう。
大問①では消去法を多いに使い、違う選択肢の番号に斜線を入れます。
長文では、文章の流れをしっかり把握するため、「接続詞」を始め、鍵になる単語や熟語に〇をする。
長文の語句空所補充では逆に、文脈から推察して「接続詞」を埋めるものもありますよね。
常に文章から情報を彫り出しながら、話の流れを追っていくことが大切です。
是非、心おきなく過去問を汚してください。
(2)過去問のリスニング音源を1.1〜1.2倍速で聞く
旺文社の過去問集を購入するとアプリでリスニング音源を聞くことができるのですが、
このアプリでは、再生速度を変えることができます。
あえて早いスピードで音声を聞いておくと、本試験で流れる音声スピードに余裕を持って対応できます。
このトレーニングでは今まで何回も聞いて親しみのある音声を使ってくださいね。
試験直前に大事なことは、さらに手を広げることではなく、着実にやってきたことをさらに固めていき、
不安を自信に変えて試験に臨む準備をすることです。
(3)過去の記録を表にまとめましょう
過去問を解いた記録、手元に残っていますか。
それを表にしてみましょう。初めて解いた時の点数、再チャレンジ1回目の点数、そして再チャレンジ2回目の点数...
どのように変化してきましたか。
この作業によって今まで自分がこれだけの量を努力を積み重ねてきたということを確認することができます。
ベストを尽くしてきた自分を讃えながら、本試験に臨んでください。
ちなみに、リーディングとリスニングの間には休憩はありません。
長丁場となりますので、体力・気力を充実させるために、前日に充分の睡眠をとることをお忘れなく。