英検は4級以上から長文問題が出ます。
4級では以下のような、3タイプの長文が一つずつ出題されます。
①お知らせ文(セールやお祭り、旅行スケジュールなどのお知らせ)
②Eメール文(2人の人物のやりとり)
③長文(ある人物の一日や普段の生活についてなど)
園児や小学生など、受験者の年齢が低い場合、これらの文章のボリュームを見て圧倒されてしまうことがあります。
でも、大丈夫ですよ。
以下、①②③に共通する、「必勝解法」です。
【4級の長文問題:必勝解法】
(1)質問の、”When”"What"などの疑問詞をしっかり確認。
(2)質問の「主語」は誰?もしくは何?なのかを確認。
(3)質問の「主語」が行う「動詞」を確認。
おおむね3つの☑ポイントがあります。
それらの確認が済んだら本文に戻り、質問文の「主語」の「行動」が書かれている箇所を探して鉛筆で線を引きます。
その箇所、もしくは前後の文に(1)で聞かれている疑問詞にあう答えがすぐ見つかるはずです。
この(1)〜(3)の手順を、私は「宝探し」と読んでいます。
特に低年齢のお子さんには、まるで宝の手がかりを探すように質問文に触れて、
本文内での宝探しを楽しんでほしいと思います。
変な話ですが、この時、必ずしも「主語」や「動詞」のスペリングが読めなくても解ける問題もあります。
なぜなら、文字の羅列で一致するものを選べばよいから。
そして、(ここからが大事!)
「本試験で読めない言葉が出てきてもそこで立ち止まらずに他の手がかりをさがそう。
解ける問題もあるからね。
でも、試験が終わった後でちゃんと、わからなかった言葉を一緒に確認しようね」
と言ってあげてください。
試験は、結果ももちろん大事ですが、受けた後にどこができてどこが間違ったのかを分析してこそ、
受験料を払った甲斐があるというものですよね。
英検協会のHPには、直近3回分の過去問がリスニング音源付きで無料公開されています。
是非活用しましょう!