生徒さんとの会話。
ご自身の経験の話で、GW期間中は日本発着の直行便の値段が信じられないほど高かったとのこと。
「(航空会社は)足元をみてるんですよね・・・『足元を見る』ってなんていうんでしょう?」
足元を見る。
こういう慣用句的な表現の直訳をびしっと英語で出せるようになったら、かなりの上級です。
ですので、「自分は今、慣用句っぽいことを英語で言おうとしてる」と気づいたら、
言いたいことをもっとシンプルにブレイクダウンしてみましょう。
「足元を見る」とはつまりどういうことでしょう?
この場合だと、
『「なんだかんだでうちの便を利用するしかないんでしょ、だから高くしてしまおう」と思われている』
といった感じでしょうか。
だいぶストーリー仕立てになりましたね。
でもこれくらいの情報量があったほうが、あなたの「なんとなく腑に落ちないけどこれしかないもんなあ」というやるせない気持ちが伝わるのではないではしょうか。
"They raised(jacked up) the price because they knew we would buy the ticket anyway, and I don't think that's fair!"
こんな感じはどうですか?
慣用的な表現で思わず立ち止まってしまったら、意味をブレイクダウンしてストーリーにしてしまいましょう。
きっと会話も弾みますよ。