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どうやって英語ができるようになったんですか?

暑い日が続いておりますが皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか。

TLCのグループレッスンはただいま夏休み中。
この時期はプライベートレッスンや自由研究レッスン受講の生徒さんが、暑さに負けず、熱い学びの夏を送っております!

さて、「英語の先生をしている」と言うと、よく聞かれる質問があります。

「どうやって英語ができるようになったのですか」

この質問、会話の流れの中でちょっと話題に上った程度の場合にはいつもこのように答えています。

「自分の母親が英語の先生だったんです」

そうすると大抵の皆さんが、なるほど、と納得した顔をされます。

これは事実なのですが、多分、本当に伝えるべきことは、全く言えてないなと少し反省しています。

確かに母は高校の英語の先生で、自宅でも私に英語を教えてくれました。

でも、母が、私が英語を話せるようになるためにしてくれたことの中で一番影響のあったものを1つあげよと言われたら、英語を教えてくれたことではなく、「常に母自身が英語を学び続けている姿を見せてくれた事」につきます。

家にいる時、母はしょっちゅう英字新聞を読んでいました。しかも小さな声で音読しながら読んでいました。

いつもリビングのテーブルの上にはメガネと一緒に英語の辞書がおいてありました。

NHKの夜7時のニュースは副音声の英語でかかっている時もありました。

母から「自分のように家でも英語を勉強しなさい」と言われた事は1度もありません。

でも、母の、誰に言われてもないのに、ごく自然に学び続けている姿は何よりも雄弁でした。

そうやって常に英語に触れ続けている母は
今でも英語がとても堪能です。

またとてもFriendlyな性格なので、海外旅行に出かけても気さくに現地の人に話しかけ、友達になって帰ってきます。
そしてお友達とEメールでやりとりして長く友情を育んでいます。今、70代後半です😊

英語が身近にあることで、こんなに毎日充実して暮らせるんだと言うこと。
これが、私が母から学んだ1番大切なことであり、自分で学び続ける原動力となったことは間違いありません。

大学生以上の生徒さんからよく聞かれる質問で、

「先生、この表現って英語ではどうやって言えばいいんですか?」

それに対して日本語訳を教えてあげるのはとても簡単なことです。

でも1番大切なのは、生徒さん自身がいつでもどこでも学び続ける姿勢を身につけること。

私の使命は、このゴールを達成するために生徒さんと一緒に二人三脚で走っていくことなのかな、と最近強く思います。

そして生徒さんに英語を教えている自分の姿が生き生きと楽しそうであること!
これも大事😆

生徒さんの年齢や成長、環境に応じた適切なアドバイスができる英語学習アドバイザー資格を持つ講師と一緒に、長く学びを楽しみ続けられる人になるためになりましょうね!