2024年夏、フィリピンのセブ島にある語学学校、「CGアカデミー」に留学してきました。
私(TLC 代表三田麻知子)は1週間、中3の息子も同じ学校に2週間滞在しました。
この学校とは仕事上のお付き合いは一切なく、一留学生として感じたことを正直につづっています。
お付き合いいただけたら嬉しいです。
【ここが良かった!】
- 圧倒的なレッスン量の多さ
1日8コマのレッスンがありました。朝8時にスタートして夕方17時頃までみっちり!
1日のスケジュールはは以下の通り。
➀1対1のプライベートレッスン(45分)×4コマ
②少人数制グループレッスン(45分)×4コマ
③オプションでエッセイクラス ※コースによっては受講しなくてもOK
個人レッスンのコマ数に注目!なんと1日4回もありました。
フィリピンの語学学校ならでは、だと思います!
コマ毎に先生や内容が変わるので、飽きることなく45分がアッと今に過ぎていきます。
グループレッスンも最大4名までで、私が受講したクラスは2名もしくは3名の生徒数でした。
少人数なので先生の目も一人ひとりによく行き届き、発言の機会も多く得られます。
- 充実のレッスン・講師の質の高さ
生徒は小学生から大人まで幅広い年齢層ですが、初日に受けるレベルテストでグループレッスンのクラス分けがなされ、自分と同じくらいの能力の生徒さんと授業を受けることができます。私たちがいたときには日本人の数が少なく、クラスメートは台湾、韓国、サウジアラビアなどの国々の出身で、それぞれの国の状況などを話すこともありました。生徒たちの会話を上手に先生が誘導してくれて本当に楽しいひと時でした。
先生の中には綿密な下準備に基づいて指導していることが手に取るようにわかる方もいて、英語講師として大変インスパイアされました。
どの先生の英語の能力が高いことはもちろん、笑顔と熱意が素晴らしい!
- 親身になってくれる学校スタッフ
トラブルがあった時に安心して頼ることができる日本人スタッフの方がいました。未成年の方が単身で留学する場合などはとてもありがたい存在のみなさんです。(息子談:現金の入った封筒を紛失してしまった時には一緒に探してくれました。盗難などではなく無事に見つかりましたが、大人のみなさんが一生懸命になってくれて感動しました)
【改善するといいな】
- 設備面
寮や学校のお手洗い利用時、トイレットペーパーを流せませんでした(備え付けのゴミ箱へ)。水圧が低いので詰まってしまうのを防ぐためですが、滞在する学校や寮の設備によって違うかもしれません。シャワーの水圧については、私としては十分に勢いがあると感じました。(息子談:僕はもっと水圧あるといいなと思いました)
- 寮の食事
アジア料理が大好きな私としては、全く問題なかったのですが、子どもやティーンは味やにおいに最初はとまどうようです。韓国資本の学校であることもあり、頻繁にキムチが使われていました。(息子談:最初は食べられるものが少ない!と思ったけど、数日したらなんでも食べられるようになった。キムチもOK。でも、韓国の留学生でふりかけを食堂に持ち込んでいる子もいましたので、自分の好みに合った保存のきく食材は持ってくるといいかも)
- 虫さんがお部屋に来る
私の寮の部屋では出なかったので、息子の話ですが、部屋の洗面所にバッタみたいな虫がお邪魔していたそうです。ゴキブリじゃないならいいのでは?と思いますが、日本よりそういったところは大らか?(息子談:虫、嫌いです・・・)
【費用】
※選択する授業のコースや飛行機代、為替によって大きく変わります!あくまでもご参考まで。
2週間・3人部屋の場合:
- 入学金・授業料・寮費:1,080ドル→170,080円 ※決済時 158円/ドル
- SSP&I-card(フィリピンへの留学生は全員要申請):10,800ペソ→ 29,160円 ※支払い時 2.7円/ペソ
- 空港ピックアップ:1,200ペソ→3,240円
- 寄宿舎保証金:1,200ペソ→3,240円
- 電気代(寮の電気代は自己負担):458ペソ→1,237円
ここまでの合計:206,957円
以上が交通費をのぞいた費用です。
(参考)飛行機(LCC セブパシフィック 成田⇔セブ直行便)代:98,210円 ※決済時 158円/ドル
飛行機代に関しては、航空会社、予約する時期、直行便かマニラ経由かによって大きく変わります。
【検証!コスパ最強は本当か!?】
はい、本当でした。プライベートレッスンが充実した環境で英語漬けになって、授業料と食費込みで2週間で20万円。
欧米・豪州などのいわゆる英語圏における寮滞在型留学では、この値段は難しいのでは、と思われます。
私自身アメリカで生活していた時期もありますが、たくさん英語を見聞きして話した!という感覚においてはその時以上のものがありました。
現地で暮らしたり、仕事をするというのはもちろん英語力がつきますが、「学校に通う」ということにはかなわないかもしれません。
帰国してから2日ほどは、英語が聞こえてこない状況に違和感さえありました。
(息子談:日本に戻ってすぐ回転寿司に行きましたが、タブレットに表示されるメニューを英語表記に変えて注文していました。ずっと英語ばっかりだったのでその方が自然に感じたので)
【TLC TOKYOと「セブ島短期留学」の今後】
ここまで読んでくださりありがとうございました。
いつか、夏休みなどの長期休みを利用して、生徒さんたちをお連れする「短期留学プログラム」をたちあげたいと思っています。
小学生や中学生にもしっかりと対応した内容・そして費用や安全性の面で納得がいく形が実現できそうでしたら、このウェブページに随時アップロードしていきたいと思います。
セブ島短期留学は大人の方の学び直しにもとても人気が高いそうです。
納得!